ホリエモンの「ゼロ」

堀江貴文さん・ホリエモンの本を読んだ。非常に読みやすい本で、ドンドンと読み進んでいった。

本の最初の頃は、小中高大のエピソードが書いてあった。堀江家は、とても印象深い家であった。特別な家というよりも、日本のどの地域にもある家という感じだった。パソコンを買ったお金を親に返すために、新聞配達をしたのだという。面白くも何もないことだったらしい。朝早くに起きて、大変だったろう。でも、そういう下積みがあるから、大きな飛躍もあるのだと思う。俳優の斉藤工さんも、新聞配達をしていたようだ。

パソコンにはまり、麻雀にはまり、競馬にはまり、仕事にはまり。何かに没頭することが、好きになる前提だというのは、確かに、そうだなと思えた。死への恐怖との戦い、そのことを考えなくなるくらい生を生きる。何かに没頭する。それも、才能だと思う。

そして、自立すること。経済的な自立、親からの精神的な自立。そこから、仕事人としての自立ができると解く。

仕事をしてからの仲間との絆。フリーランスではなく、会社を経営することで、喜びや達成感を分かち合うことができたこと。何物にも代えがたい、宝だ。

そして、特捜部に逮捕されてからの懲役。刑期を終えてからの、また、0(ゼロ)からの出発。0は何を掛けても0だから、0から1を足すことの必要性。ホリエモンばかりでなく、読者にも0からの出発を促す。一つ一つ足していくことの重要性と必要性、そして、それからの掛け算での飛翔。みんなへの声援だ。

真実のホリエモンを、本を読んで、感じてほしい。

1 個のコメント

  • ホリエモンの幼少期のことが書いてある本は、めずらしい。全体のバランスが良い本なので、読んで損はない。

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